大型パネル生産パートナー会は、ウッドステーション株式会社と共同で「木造大型パネル」において、
「ウッドデザイン賞2021」を受賞しました。
【ウッドデザイン賞2021 ソーシャルデザイン部門 技術・研究分野 新たな製造・加工の技術】
■木造大型パネルについて
木造大型パネルは、木材を極力生産地に近い場所でパネルに加工し、付加価値をアップし、大工の優れた職能に相応しい対価と労働環境を提供する技術です。
在来工法の自由設計はそのままに、大工が現場で担ってきた納まりなどの調整を事前に行い、詳細な施工図を作成。一日で一次防水、施錠までの上棟を可能にします。
この技術は、設計図書から必要な部材を割り出し、山から最も適した木を選んで伐採・製材する真のマーケットインを実現。
製材工場の規模に応じた必要部材データを集積して、山の資源量・素材生産データと連携させれば、歩留まりが向上、無駄な在庫や伐採を圧縮することが可能であり、それは山への再造林費用還元を捻出する方法でもあります。
ウッドデザイン賞|JAPAN WOOD DESIGN AWARD 2021