木造建築の省力化、大工をはじめとする熟練工の不足、建材の重量化等の諸課題を克服すべく、木造躯体のプレファブ技術、生産、物流をネットワーク化し、社会的課題への対応を図ることを目的として設立する。 また、この生産ネットワークは、国産材活用、大規模木造への対応、高品質確保、ＺＥＨ住宅推進、耐震力強化といった、木造建設の進化を担う新たな地域生産拠点となるべく、工業化を推進する。参加会員の共有する目標は『みんなの工業化』であり、すべての方々に開かれたオープン生産インフラをめざすものとする。

構造材・面材・間柱・断熱材・サッシ・一次防水までを一体化させたパネルを工場生産することで、1日で上棟、一次防水、施錠まで行い、大幅な現場での工期短縮を可能にします。木造大型パネルは在来の軸組み工法（金物工法）のため、特別な資材や技術を必要としないオープン工法です。